株式会社コーセー（東京都中央区／代表取締役社長：小林一俊）は、シーズン中に売り切れなかった商品を廉価に提供することで、地球環境保全や循環型社会の実現を目指す「KOSÉ Green Bazaar」を、実証実験の結果を踏まえ、同社のコンセプトストア「Maison KOSÉ銀座」、フラッグシップストア「Maison KOSÉ表参道」および、「Maison KOSÉオンラインサイト」にて10月1日より本格始動した。

「KOSÉ Green Bazaar」とは、前述のように手軽な価格で商品を購入してもらうことで、顧客とともにSDGsの12番目の目標「つくる責任 つかう責任」が目指す持続可能な生産消費形態について考えていく活動だ。

この取り組みは「Maison KOSÉ銀座」と「Maison KOSÉオンラインサイト」にて継続的に、「Maison KOSÉ表参道」では期間限定で、2021年4月より実証実験として行われてきた。

同社の説明によれば「その結果、商品を無駄にせず、多くのお客さまに手軽にお求めやすい価格でお買い物を楽しんでいただきながら、一緒にエコな活動を実践することができました」という。

また、ユーザーからも「私も（エコについて）何かできたらいいなと思った」「環境課題について考えながら、買い物も楽しめた」「素敵な考えをもっとたくさんの方に知って頂き、エコ活動が広がることを願っている」といった賛同の声が多数寄せられたことにより、同活動を定常的に実施していくこととした。

店舗では、環境保全にまつわるクイズや情報を掲示する。

「Maison KOSÉオンラインサイト」でもポップアップバナーでクイズを表示し、商品購入そのものがエコにつながるだけでなく、店舗への来店、オンラインサイトへのアクセスそのものがエコな活動に興味をもち、気軽に実践してもらうきっかけとなることを期待している。