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仏ロレアル、2021年第3四半期売上高、前年同期比13%増の79億ユーロ

仏ロレアルは、10月21日、2021年度第3四半期の売上高は79億9660万ユーロ、前年同期比13%増加したと発表した。コロナ渦、2021年はバランスのとれた成長を維持しており、部門別ではアクティブコスメティクス事業部(前年同期比28.4増)、プレステージブランドを展開するロレアル・リュクス事業部(前年同期比20.7%増)が堅調な業績を残した。

市場別にみると、北米市場が最も回復が顕著で、前年同期比22.9%増加を記録した。ラテンアメリカ市場 (15.7%)、北アジア市場(13.2%)も2桁成長し、欧州市場は7.5%増加した。

今期のアジア地域では、ロレアル・リュクス事業部のランコムとヘレナルビンスタインの成功と、イヴサンローランなどのオートクチュールブランドが力強い復活を遂げたことにより好業績を維持した。 同社は、第3四半期に香港と上海にヴァレンティノの旗艦店をオープンしており、同地域での今後のプレステージブランドの躍進が期待される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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