SNSのPRチャレンジ、インフルエンサーの注目は「ビューティー・美容関連」
2021.11.2
編集部
インフルエンサーマーケティング事業を展開するLIDDELL株式会社(東京都港区/代表取締役:福田晃一)は10月27日、SNSを活用したマーケティング・コミュニケーション戦略を深めるため、インフルエンサーのタイアップ依頼の現状を独自調査した結果を発表した。
それによるとインフルエンサーたちは社会情勢に敏感であり、「旅行・観光関連」「ビューティー・美容関連」にとくに注目していることがわかった。
今回の調査では、30,000人のインフルエンサー会員の中からランダムに220名選定(2,000人以上のフォロワーを擁する方が対象、10~50代、性別不問)し、オンラインアンケートを実施した。
そして、今後、PRをチャレンジしてみたいブランド・商品・サービス名とその理由について記述式で聴取したところ、「旅行」「ホテル」という「旅行・観光関連」や「美容」「コスメ」という「ビューティー・美容関連」のキーワードが多く言及されていることが分かった(図1)。
たとえば、ビューティー・美容関連について、「美容」「ブランド」は「好き」と、「使う」「買う」は「書きやすい」と共起される傾向にあり、インフルエンサーの興味関心が起因となっていることがうかがえた。
また、動画投稿の需要も高まるとともにハイブランドや百貨店で取り扱っているコスメブランドのいわゆる “デパコス” の依頼が伸長した。パーソナルジム、美容サロン、美容歯科のキーワードも多く、可処分所得や時間を “自分磨き” へ投資する傾向はインフルエンサーにも見受けられた。