世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

ダイセル、国際大会で「新規グレード多孔質酢酸セルロース微粒子」を発表

大手化学品メーカーの株式会社ダイセル(大阪市北区/代表者:小河義美)は、10月18~28日にオンライン開催された「国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)メキシコ中間大会2021(IFSCC Conference 2021)」で新規グレード多孔質酢酸セルロース微粒子(Porous-TS-CA)のポスター発表を行った。

すでに同社は、天然由来で生分解性のある酢酸セルロースを独自技術で真球にし、サステナブルかつ柔らかい感触の微粒子(TS-CA)の開発に成功していた。

今回は、既存品よりもさらに柔らかい真球で多孔質酢酸セルロース微粒子(図1)(Porous-TS-CA)の開発を発表した。

図1

この多孔質酢酸セルロース微粒子は油の吸収性が高く(図2)、余分な皮脂を吸収することでファンデーションの皮脂崩れ防止性を向上させるなど、機能性の向上が期待できるという。

図2

今後について同社は、「さらなる感触改良や新たな機能性の開発を進め、皆様の『美と健康』に貢献する化粧品素材の開発を進めていきます」としている。

なお、国際化粧品技術者会連盟(IFSCC/The International Federation of Societies of Cosmetic Chemists)は 80カ国を代表する50の組織と16,000人以上の会員から構成され、化粧品科学の発達や化粧品技術者の地位向上、基礎研究の促進等を目的とする組織だ。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP