ファンケルグループ、「PRIDE指標2021」でシルバー賞を受賞
2021.11.17
編集部
ファンケルグループは11月11日、職場におけるLGBTQなどのセクシャル・マイノリティ(以下、LGBTQ)への取り組みに関する評価を指標に定めた「PRIDE指標2021」において、シルバー賞を受賞したと発表した。
PRIDE指標とは、「企業等の枠組みを超えてLGBTQが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的とした任意団体「work with Pride」による、日本初の職場におけるLGBTQに関する取り組みを評価する指標だ。表彰制度は2016年からスタートしている。
この制度は、LGBTQLGBTQに関する取り組みを5つの評価指標に分類し、企業や団体は各指標の獲得点数により表彰される。
同グループは、昨年に続いてエントリーを行い、4つの指標が評価されて「シルバー賞」の受賞となった。
また「PRIDE指標2021」の評価項目は以下の5項目あり、同グループはそのうち1,2,3,5の項目で評価された。
1.<Policy: 行動宣言>
2.<Representation:当事者コミュニティ>
3.<Inspiration:啓発活動>
4.<Developmento:人事制度、プログラム>
5.<Engagement/Empowerment:社会貢献・渉外活動>
なお、「work with Pride」は、企業などの団体において、LGBTQ 、すなわちレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。
2012年に日本アイ・ビー・エム株式会社と、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ、NPO法人グッド・エイジング・エールズの3者が共同で日本でのLGBTQ従業者支援に関するセミナーを企画したことから始まった。