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米イーストマン、フランスに分子プラスチックリサイクル施設を建設

米化学イーストマン・ケミカルは、17日、フランスに世界最大級の分子プラスチックリサイクル施設を最大で10億ドル投資して建設する計画を発表した。フランス政府は、循環型経済政策としてフランスへの外国投資誘致「Choose France」を推進しており、今回のプロジェクトでイーストマンは最大の投資家となる。

施設では、イーストマンのポリエステル再生技術を使用し、現在、焼却処分されているリサイクル困難なプラスチック廃棄物を年間最大16万トン、リサイクルする。

リサイクル困難な廃棄物は、分子構成要素に分解された後に再構築され、性能に妥協のない第一級の素材になる。イーストマンのポリエステル再生技術は、ライフサイクルに次ぐライフサイクルで生産し続けることにより、素材の価値を無限に高めることができる。この技術固有の効率性と、フランスで利用可能な再生可能エネルギー源により、従来の方法より温室効果ガスの排出を最大80%削減しながら素材を生産できる。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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