Z世代の大多数は食文化からアイデンティティーを定義
2022.07.4
国際部
Z世代はソーシャルアプリを介して食文化のインスピレーションを見つけているようだ。若い消費者を研究する米Cassandraは、最近の研究として、Z世代は自分たちを「食通」世代と見なしており、「食通」であることはZ世代のアイデンティティの中心的な要素になっているという調査結果をこのほど発表した。
同社は、14歳から34歳までの1500人を超える米国と英国の消費者を対象に、食生活について調査した。全回答者の半数以上が、食べるものは人として誰であるかを示していると答えた。食品がZ世代のアイデンティティの大きな部分を占めるようになるにつれて、食品の道徳性を優先するように変化している。味、栄養、メンタルヘルスへの関心が高くなっており、調査対象のZ世代の47%は、今後数年間で、メンタルヘルスに重点を置いた食事を優先すると述べている。
TikTokの食文化への影響は否定できない調査結果もある。 Z世代の回答者の53%は、人気のソーシャルメディアアプリを通じて新しい食品のインスピレーションを得ていると回答。 TikTokは食品ブランドにとって重要なツールになり、最近では単なるマーケティング戦略以上の情報を提供している。大手食品会社は、アプリでスピンアップする動きに基づいて、まったく新しい製品ラインを開発している現状があり、TikTokでの「フードインフルエンサー」の台頭が目覚ましいようだ。