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トム フォード ビューティ、韓国俳優コン・ユをアジアパシフィックのアタッシュに起用

エスティローダー傘下のトム フォード ビューティは、1日、アジア・パシフィックのトムフォードビューティアタッシェに、韓国の俳優、コン・ユ氏を起用すると発表した。コン・ユ氏は、フレグランスからメイクアップまで幅広いコレクションで今後発表されていくキャンペーンにおいて、トム フォード ビューティとパートナーシップを結んでいく。2022年8月に、フレグランス「ホワイト スエード」のキャンペーンでデビューする予定で、ムスクとスエードのノートを中心にしなやかで官能的な香りを紹介する。

コン・ユ氏(42歳)は、テレビでも映画でも高く評価されている韓国人俳優で、2016年上演されたアクションホラー映画『新感染 ファイナル・エクスプレス(Train to Busan)』で国際的に有名になる。俳優としてこれまで数多くの賞にノミネートされ、2017年には韓国「百想芸術大賞」で最優秀演技賞を受賞している。

今回のパートナーシップについて、同氏は、「ラグジュアリーという言葉を21世紀にふさわしく再定義しているトム フォード ビューティにおいて、アジア・パシフィックの新しいアタッシェになれることを光栄に思います」などとコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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