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タイで塩味のスナックを食べて心を癒やす消費者増

タイで塩味のスナックの間食が心の癒しになっているようだ。グローバル市場調査会社ミンテルが、このほどリリースした調査結果によると、このパンデミックにより、タイの消費者は間食を通じてセルフケアと心の健康に対するニーズを高めており、タイ人の77%がセルフケアの方法として塩味のスナックに目を向けていることが明らかになった。

同社は2022年1月〜6月の半年間で塩味のスナックを食べた18歳以上のタイのインターネットユーザー1464人を対象にオンライン調査を実施した。塩味のスナックを好む傾向は若い世代で増加しており、25〜34歳の年齢層では81%が賛同。塩味のスナックには、豆ベースのスナック、トウモロコシベースのスナック、ジャガイモスナック、米スナック、野菜スナック、ナッツ類、小麦およびその他の穀物ベースのスナックなどが含まれる。

多くのタイの消費者は、友人との交流や家族との充実した時間を過ごす「we-time」(54%)や、一人の時間「me-time」(45%)などの機会にも塩味のスナックを食べる機会が多いことが明らかになった。年齢別にはミレニアル世代(25〜44歳)とZ世代(18〜24歳の人々)の過半数は一人の時間に塩味のスナックを食べることが多い。天然成分を含み、添加物/防腐剤/アレルゲンを含まない塩味のスナックの発売がより人気があり、環境に優しい製品提案への関心も高まっているようだ。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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