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ロレアルメキシコ、2030年に向け持続可能性への取り組みを加速

仏ロレアルグループは、4月20日、「L’Oréal for the Future」プロジェクトの一環で、2030 年に向けた持続可能性への取り組みを世界的に発表した。子会社のロレアルメキシコを通して、より多くのグリーン エネルギーとリサイクル水の使用により、メキシコ市場での持続可能性への取り組みを加速する。

メキシコでは、2022 年にロレアル グループが、使用するエネルギーの少なくとも4分の3がグリーンであることを達成し、2025年までにカーボン ニュートラルになるという目標に向けて加速している。製品の輸送と事業の減少に起因するCO2排出量を削減することに成功。 産業プロセスでは、ソチミルコ工場で使用されるすべての水を100%リサイクルおよび再利用できるようにする「ウォーターループ」技術の開発を加速した。

さらに、2022年以降、メキシコのすべての拠点で生物多様性プロジェクトが実施されていいるが、2030 年までに、グリーン サイエンスを通じて、フォーミュラの成分の95% が、豊富なミネラルまたは循環プロセスに由来するバイオベースに移行できるよう目標を設定した。並行して、国際的には、ロレアル グループは 2030年までに100万ヘクタールの生態系を復元する計画。

当グループは「L’Oréal for the Future」を通じて、環境に、強いては社会にプラスの影響を与える行動を通じて、世界を動かす美しさを創造するという目的を継続して構築するというコミットメントを再確認する。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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