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機能性便秘への骨盤底理学療法の評価法を検討

慢性便秘の骨盤底理学療法の転帰予測での直腸肛門検査の有用性を検討した実践的試験の結果が5月28日、「Clinical Gastroenterology and Hepatology」オンラインに掲載された。

2週間の水溶性食物繊維補給や浸透圧性下剤による治療が失敗した慢性の機能性便秘症患者53人が骨盤底筋に効果的なエクササイズを含む骨盤底理学療法を受け、ベースラインと12週後に質問票による転帰評価を行った。

その結果、直腸肛門内圧検査による随意収縮圧および収縮時間は、臨床転帰の最も強い予測因子だった。バルーン排出時間を収縮プロファイルに上乗せすることで、予測精度は改善したが、バルーン排出検査単独での転帰予測は不良だった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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