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米高校生がプロムにかける費用は2014年、カップルで1900ドルを超えると予測

アメリカの卒業式シーズンは6月で高校生は上級生になると、プロム(ダンスパーティ)にカップル揃って参加するのが恒例行事になっている。プロムに出席するための諸経費は毎年、上昇しており、2014年シーズンではカップル二人合わせると平均で1900ドルを超えるとの予測を米パーティドレス販売会社ゴールデンASP社は、26日発表した。

同社の調査によると、プロムにかかる平均コストは2011年以来、年率34%で上昇しているという。2013年、男子生徒は平均で325ドルを支出した。内訳はタキシードに184ドル、ヘアカットに38ドル、ブートニア(男性用生花のブーケ)に45ドル、食事に58ドルなどを含む。女子生徒にかかった費用は、男性の約2倍で平均633ドルだった。内訳は、ドレスに344ドル、ヘアサロン、メイクアップ、ネイルサロンなどに165ドル、アクセサリーに45ドル、靴に44ドル、コサージュに35ドルなどを含んだ費用。さらに、プロム参加費、写真、送迎車、アフターパーティなどに平均487ドル必要だった。合計すると1445ドルを保護者や高校生が費やした計算になる。

ゴールデンASP社は1969年よりペンシルバニア州を拠点にウェディングや各種パーティ用ドレスの販売を展開している。今年は例年を超えるレベルでプロム商戦での収益が期待できるとし、オンラインチャネルをより有効活用し人気デザイナー、人気の色、2014年の新作デザインなどの検索ツールを提供して顧客層を増やしたいとしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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