美容業界店舗向けスマホアプリ「サロンカード」を本格販売開始
2014.06.10
編集部
「Facebookログイン対応のWEB予約システムReservia(リザービア)」を展開している 株式会社クロスフィード(東京都渋谷区)は6月から、リザービアと連動して、iOS、Android対応のスマホアプリから簡単にWEB予約でき、メッセージのPUSH通知や店舗紹介カード、クーポン配信が可能な「サロンカード」の本格販売を開始した。美容室、ネイル、エステ、まつエクサロンなどの美容サロンを対象としている。同社は、年始より一部店舗でクローズ提供していた。
同社によると、既にリザービア導入先約1000店舗の内100店舗への導入が完了。「導入サロンでは次回来店率が2倍を超えるなど、顧客囲い込みに画期的ともいえる高い効果を既に見せている」とコメントしている。その他の店舗へも随時導入を進め、2014年度中に1000店舗での利用を見込んでいる。
「サロンカード」は、店舗の顧客がダウンロードし、店舗コードを入力すると「過去、未来の予約・来店履歴の確認」 「LINEで拡散可能な紹介カード」「独自クーポン」「ランクアップなどを細かく設定できるスタンプカード」といった機能をスマホアプリの中に一元管理できる。店舗顧客はいつでも店舗にWEB予約できる(WEB予約はリザービアとの連動による提供機能)。
同社によると、同カードの特徴は、クーポンサイトや広告媒体経由の新規来店顧客にダウンロードと次回利用を促すことで次回来店率向上が期待できること。マイページ での予約確認や変更は元より、PUSH通知機能を搭載しているので、当日の予約忘れなどを大幅に減少させることも可能。また、店舗側で自由に紹介者、紹介先双方への特典等を設定した店舗紹介カードを作成し、LINEやFacebook経由で拡散できる(ビジネスモデル特許出願済み)、国内5000万人ともいえるLINEユーザの情報網を使った新しいプロモーション展開も行える。
「サロンカード」の価格は、機能制限がある無料プランと全機能が利用可能な有料プランがあるが、利用に当たっては無料・有料プランともに、別途有料のリザービアの導入や利用が必須となるので、実際の最低利用料金は8,000円(税抜)/月~。また、別途30,000円(税抜)の初期導入費用がかかる。
AppStore及びGooglePlayにて「サロンカード」で検索、ダウンロード可能で店舗コード「2」を入れるとデモ版が体 験可能だ。
- 参考リンク
- 株式会社クロスフィード