使い捨て美容パッチをフィンランドの科学者が開発

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2014.10.6

国際部

kauneuslaastari_2_230pixフィンランドの雇用経済省VTT技術研究センターは、同センターの科学者が使い捨ての美容パッチの開発に成功したことをこのほど、発表した。スキンケア製品の吸収を高めるためにマイクロアンペアの電流を流すディバイスで、将来的には消費者が家庭で電気皮膚治療を行なう機会を提供することが期待される。(写真はVTTの研究員Saara Tuurala氏で、Esa Tanskanen氏が撮影したもの)

新しく開発された美容パッチは、砂糖と空気から必要な電流を発生させる。電極と酵素は最新プリント技術を用いて効率的に結合されて治療に用いる。現在、専門医によって施術される美容パッチとは異なり、消費者には不快感を与えないように発生する電流を最小限に抑えることに成功した。開発にはオーボ・アカデミー大学とタンペレ工科大学が電気化学的なソリューションの開発とその機能のメカニズム研究に大きく貢献したと説明している。

製品とその製造方法に関する特許を申請中で、化粧品に加えて医薬品、ハーブ製品への適応について研究を推進する方針。

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