米国でスーパーフードのチアシードがフェイスオイルに
2014.12.10
国際部
米美容業界では最近、保湿フェイスオイルの人気が急増する中、スーパーフードとして注目されているチアシードもフェイスオイルとして製品化し始めている。スキンケアのベンチャーとしてマヤチア社(サウスカロライナ州)は、12月1日、チアシードから抽出した100%オーガニックなオイルの販売を開始したと発表した。
同社によるとチアオイルは皮膚の水和を高めるトランス表皮水分損失を低減し皮膚バリア機能を増加させることが近年、臨床的に証明されたという。軽量な特質を持つので肌への吸収力に優れるという特質がある。チアシードは自然界に見られるオメガ3脂肪酸の最も豊富な植物源で抗酸化機能に優れると評価されている。米非営利団体の Nutritional Science Research Institute (栄養科学研究所)の調査によるとチアシードは「これまでに測定した抗酸化物質の数値で最高値」を測定したというデータもあるという。
マヤチア社から新しい2つの製品として、フェイス&ボディ用オメガ3チアオイル(希望小売価格59ドル)、ボディ用チアバーム(同34ドル)を公式オンラインサイト( http://mayachia.com )で販売している。
マヤチア社に先行するブランドとして、米ジョージア州に2008年創業したオーガニック・スキンケアブランド「One Love Organics 」がある。 One Love Organics社は昨年、新しいスキンケアラインとしてチアオイルを追加した。“Supercritical Chia Oil”は49ドルで公式オンラインサイト(https://oneloveorganics.com )で販売中。