東洋新薬、三相乳化技術を用いた日焼け止め乳液に抗シワ作用を確認
2015.03.27
編集部
株式会社東洋新薬(福岡県福岡市)は、三相乳化技術により保湿機能を持たせた日焼け止め乳液に抗シワ作用を有することを確認し、発表した。
同社の「三相乳化技術※1」とは、神奈川大学により開発された界面活性剤を必要としない乳化テクノロジーで、従来の乳化技術に欠かせなかった界面活性剤の代わりに、柔らかい親水性ナノ粒子の物理的作用力(ファンデルワールス引力)を利用した新しい乳化技術だという。
さらに、同社はこの技術を用いて開発した日焼け止め乳液(以下、三相乳化UVミルク)について、 配合した保湿成分の作用が発揮され「乾燥による小ジワを目立たなくする」作用があることを確認したという。(右図)
※1…三相乳化は神奈川大学の特許技術で、特許第3855203 『乳化分散剤及びこれを用いた乳化分散方法並びに乳化物』)
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