化学メーカーのクラリアントがISO欧州規格取得
2013.02.12
編集部
特殊化学製品の世界的企業クラリアント(本社:スイス・ムッテン)は、2月6日付けのプレスリリースで、インドネシア・タンゲランにある化粧品用化学製品の工場がISO22716 化粧品適正製造基準(GMP)証明を取得したと発表した。同社の工場での取得は、ブラジル、中国などに続きこれが8つめとなる。
ISO 22716は、化粧品に関する欧州の基準で重要な位置を占めており、欧州市場で流通する化粧品のすべてが、このISO 22716に示された化粧品GMPに準じて製造されなければならないとされている。
スキン・ヘアケア製品用途向けのスペシャリティ原料の開発・生産を行う同社の機能性化学品ビジネスユニットの部長Bergamasco氏は「クラリアントは、パーソナルケア分野におけるリーダー的なパートナーとなるよう尽力している」と語った。