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米レブロン社、 フレグランス販売代理店の英CBBeauty買収

化粧品大手の米レブロン社は、イギリスを拠点に香水のライセンシーおよび販売代理店を展開するCBBeautyを買収したと4月30日、発表した。買収額など詳細については明らかにしていない。買収には英国の販売代理店、SAS&カンパニーが含まれるとしている。

CBBeautyは英アイドルグループ「ワン・ダイレクション」の香水ブランドと化粧品を世界80カ国以上で販売するほか、有名人のファッションアイテムおよびフレグランスブランドのマーケティング、海外販売など戦略的なサービスを提供している。SAS&カンパニーは、バーバリー、 Carven、リアーナのような主要ブランドのポートフォリオから香水、美容製品を販売している。 また、SASはリトル·ミックスやシェリルなど英国のアーティストとフレグランスのライセンス契約を結んでいることでも知られる。

今回の買収について、レブロン社長兼最高経営責任者(CEO)のLorenzo Delpani 氏は「グローバル・フレグランス事業の飛躍的な成長のため」とコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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