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「大麦若葉末」が乳酸菌を増やし免疫力を高める

無題株式会社東洋新薬(福岡県福岡市)は25日、「大麦若葉末」の粒度の違いが腸内環境および腸管免疫機能に影響を与えることを確認したと発表した。大麦若葉末は、イネ科オオムギの若葉部を乾燥、微粉砕加工した青汁の原料として用いられる機能性食品素材。

粒度の異なる大麦若葉末をマウスの餌に混合し14日間摂取させ、摂取期間終了時に腸内環境改善作用および腸管免疫機能の活性化作用を検証する指標として、糞中の腸内細菌叢の変化および糞中のIgA量を評価した。

その結果、粒度の大きい大麦若葉末を餌に混合した群(粒度大群)と粒度の小さい大麦若葉末を餌に混合した群(粒度小群)の両群では、大麦若葉末を含まない群(コントロール群)に比べ、糞中の乳酸菌の一種であるLactobacillus属量および細菌、ウイルスから感染を防ぐ役割を果たすIgA量が有意に増加した。

さらに、粒度小群では粒度大群に比べ糞中のLactobacillus属およびIgA量の増加傾向が確認された。

以上のことから、大麦若葉末には腸内環境改善作用および腸管免疫機能の活性化作用があり、大麦若葉末の粒度を小さくするほど両作用が高まることが示唆されたとしている。

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