水と塩分の補給は適切、でも実践しているのはわずか1割
2015.07.7
編集部
味の素株式会社(東京都中央区)アミノサイエンス事業本部ウェルネス事業部が、30代~50代の男女300人を対象に実施した「夏場の水分補給」についての実態調査によると、水分と塩分の補給が適切だと認識するも、実践しているのはわずか1割に過ぎないことがわかった。
夏場に感じたことのある体調不良について質問したところ、30代~50代の6割以上が「めまい・たちくらみ」「倦怠感」「食欲不振」など夏場に不調を感じたことがあると回答。
夏場の熱中症対策としての適切な水分補給の認識については、「水分と一緒に塩分も補給する」ことを適切だと思っている割合が45.0%を占めているのに対し、実践している割合は13.3%と3割以上の乖離があった。
からだの中の水分が不足してくると、体に必要な栄養素や酸素を取り込めなくなったり、不要になった老廃物を排出できなくなったり、体温コントロールに支障を来したりする。また、適切な治療を受けないでいると、命に関わるような重篤な状態に陥ってしまう恐れがある。
特に普通に生活していても大量に発汗する夏場は、注意が必要。おしっこの色の黄色が濃くなる、トイレに行く回数が減っている、暑いところでも汗をかけない、などの状態は脱水になっている可能性があるので、早目早目に、普段から気を付けて水分と塩分を補給するよう、心掛けることが重要だ。
- 参考リンク
- 味の素株式会社