美しい空気が“心地良さ”と“健康を呼び込む予防医学”に

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2015.09.17

編集部

main株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム(大阪府大阪市北区)は、高品質木炭の通電特性を活かした「空気イオン改善装置」によるシステム『Wellness Air』(ウェルネス エアー)の技術開発を推進している。

具体的には、自然素材で調湿・消臭・VOC分解などの空気浄化機能を備えた木炭塗料を、寝室などの壁・天井面に塗布することで、部屋の空気環境をマイナス荷電粒子(いわゆるマイナスイオン)がプラス荷電粒子よりも優位となる室内環境を創りだせる。

このシステムにより創りだされた室内環境で実際に生活をし、2年間にわたって生体解析を行った結果、NK(ナチュラルキラー)細胞が活性化することが、川崎医科大学の大槻剛巳教授とヤマダSxL及びアーテック工房株式会社の産学共同研究により実証され、その学術論文が国際学術誌「PLOS ONE」にて世界に紹介された。

NK細胞は身体の免疫機能を司るリンパ球の一種で、ガン化した細胞やウィルス感染した細胞を攻撃し、それら異常細胞の拡大を防ぐ役割がある。

今回の産学共同研究(長期モニターによる生体解析研究)により、同システムによるマイナス荷電粒子が優位な室内環境のもとで「NK細胞の活性化(免疫力)が高まる」ことを明らかにすることができた。

参考リンク
PLOS ONE掲載論文(英文)

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