足底の乾燥、角質ピーリングで保湿効果が最大約4倍に
2015.09.29
編集部
株式会社リベルタ(東京都渋谷区)は、クリームで保湿しているにも関わらず、足底の乾燥に悩んでいる女性が多い実態等を受け「足底の乾燥に関するフットケアの有用性試験調査」を行った結果、フットピーリングパック使用後に外用保湿剤を塗布した足底は、軽石使用後に外用保湿剤を塗布した足底と比べて、保湿効果が高まり、皮膚の硬さに変化が見られた。
同調査によると、足底の角質水分量を比較した結果、ピーリングパック併用群は、かかと部で50%水分量が増加した。ピーリングパックによる角質除去で、足底の保湿効果が高まり、水分量の上昇が確認された。
40代以上では、ピーリングパック併用群のかかと部の平均水分量の上昇が顕著に認められた。加齢により厚く硬くなった角質に対して、ピーリングパック併用群は軽石併用群と比較し、保湿効果が平均約2倍高まる可能性が示唆された。
足底の皮膚硬化スコアは、軽石併用群と比較し、ピーリングパック併用群のみ明らかに硬化スコアが低下し、皮膚の硬さに変化が見られた。足底の皮膚乾燥度の自己評価では、ピーリングパック併用群において多くの被験者が保湿効果を実感していることが確認された。
かかと部皮表では、軽石併用群は古い角質の除去が不均一で皮溝が白く乾燥しているのに対し、ピーリングパック併用群は古い角質が均一に除去でき、保湿剤と併用することで、皮膚の透明度が高く、十分に保湿されている状態が確認できた。
- 参考リンク
- 株式会社リベルタ