米小売最大手のウォルマートは、新しい最高財務責任者（CFO）にブレット・ビッグス氏(47歳)を任命すると10月9日、発表した。現在CFOで執行副社長のチャールズ・ホリー氏（59歳）は2015年12月31をもって引退する予定で、これに伴う人事。

ビッグス氏は2000年にウォルマートに入社する前、レゲット・アンド・プラット、フィリップス石油会社などで実務経験を持つ。またプライスウォーターハウスクーパースで公認会計士として実績を積んだ。ウォルマートでは、サムズクラブの上級副社長やウォルマートUSAのCFOを経て、2014年1月よりウォルマート・インターナショナルの執行副社長兼CFOとして、現在、国際戦略の事業計画と分析、金融サービス事業および合併や買収を担当している。