米ドラッグストア大手ウォルグリーン、同業者ライト・エイド買収

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2015.10.29

国際部

米ドラッグストアチェーンの大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは、同業者のライト・エイドを買収すると10月27日、発表した。

10月26日のライト・エンドの終値にプレミアム48%を上乗せし、一株あたり9ドルで発行済み株式のすべてを買い取る。ライト・エイドの債務を含めると総額おおよそ172億ドルの買収価格になる。買収には米連邦取引委員会(FTC)の承認が必要となり、2016年後半に完了する見込みとしている。

同社は、ライト・エイドの買収は米国内で手頃な価格、質の高い医療サービスを消費者に提供するためとしており、国内での薬局主導の健康と福祉へのアクセスを一気に拡大するとみられる。ライト・エイドが全米で展開するおおよそ4600店舗を傘下に入れて、店舗数業界1位に比例して売上高での競争力を強化することが期待される。

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