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アメリカで子供専用の減量モバイルアプリが進化

kurbo-large-logo _2_ Logo米デジタル・ダイエットプログラム開発のKurbo Health(カリフォルニア州、パロアルト)は、オリンピック選手や世界で活躍するアスリートの支援機関AthleteBizと契約を結び、利用者への専門的アドバイスを提供すると2月10日、発表した。

同社は子供や十代の若者を対象に健康的な食生活と運動習慣をサポートするコーチングサービスを85ドル/月で展開しているが、今回のAthleteBizとのパートナーシップで女子プロサッカー選手、ランナーなど多くの世界のトップクラスのアスリートから利用者の健康とフィットネスの目標に合わせたプログラムを円滑に効率よく持続できるようサポートシステムを拡充する。

331730Kurbo Healthの「健康アプリ」はスタンフォード大学の先進的な体重管理プログラムの一つに基づいて開発された。食品の栄養価を表示して、健康的な食事を習慣づけ、毎日摂取したエネルギーを記録して栄養管理を徹底させる。各利用者は、週に一度、SkypeやFaceTimeなどを活用してプロのコーチと相談したりアドバイスを受けたりして目標達成を目指す。モバイルアプリではゲーム機能も搭載されており、減量へのモチベーションを高くもつよう設計されている。肥満大国アメリカでは、年々その傾向が低年齢化しているので、子供の時から栄養のバランスを考えさせ実践することは重要なのだろう。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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