世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

味の素バイオファーマサービスの高薬理活性原薬充填ラインをFDAが承認

バイオ医薬品開発・製造受託サービスのリーディングプロバイダー、味の素バイオファーマサービスは、20日、米食品医薬品局(FDA)が同社の高薬理活性原薬バイアル充填ラインでの商業製品の製造を承認したと発表した。

味の素バイオファーマサービスは、米サンディエゴに6つの充填仕上げラインを設備しており、その中で新しいラインは、プレフィルドシリンジ、カートリッジ、バイアルなど幅広い形態の充填仕上げを提供する。この高速プロセスは、1時間当たり最大2万2000本のシリンジをライン上に流すことができると評価されており、シリンジ20万本超を一括処理する能力があり、FDAおよびEMEAの商業コンプライアンスに適合するよう設計。

同社社長兼最高執行責任者(COO)のBert Barbosa氏は、次のように話している。「高薬理活性原薬(HPAPI)充填ラインのFDA承認取得は当社にとってエキサイティングな節目で、当社の全組織がAji Bio-Pharmaチームとして多大な努力、入念な準備、配慮、サポートを重ねてきたからこそ達成できました。当社は、世界有数の開発・製造受託機関(CDMO)として、世界中のバイオテクノロジー企業、製薬企業に高品質の医薬品プロセス開発および製造サービスを提供することを心がけています。」

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP