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米J&J2023年1Qの売上高は5.6%増の247 億ドル

米ジョンソン・エンド・ジョンソンは、18日、2023年第1四半期の売上高は、前年同期比5.6%増の247億ドルと発表した。純利益は、前年同期の51億4900万ドルから6800万ドルの赤字に転落した。これは、ベビーパウダーの原料に含まれるタルク(滑石)の発がん性めぐる集団訴訟に関する費用を特別費用として計上したため。

医薬品の売上高は、前年同期比4.2%増の134億ドルと堅調だった。多発性骨髄腫治療用の生物学的製剤である DARZALEX (ダラツムマブ)、多くの免疫介在性炎症性疾患の治療用の生物学的製剤である STELARA (ウステキヌマブ)、および ERLEADA (アパルタミド)の売上増が牽引した。

コンシューマー ヘルスの売上高は、主に店頭販売 (OTC) 製品に牽引されて7.4%増加して38億5000万ドルだった。スキンヘルス/ビューティー製品の ニュートロジーナ、アヴィーノ、およびベビーケア製品のJOHNSON’sの成長が著しく売上増に貢献した。

医療技術(MedTech)部門は、主にインターベンショナル ソリューションの電気生理学製品、ビジョンのコンタクト レンズ、一般外科の創傷閉鎖製品の売上増により前年同期比7.3%増の74億8000万ドルを記録した。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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