最もぐっすり睡眠できない仕事は、経営者&役員!

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2016.03.17

編集部

ドコモ・ヘルスケア株式会社(東京都渋谷区)は、スマートフォン向けヘルスケアサービス「WM(わたしムーヴ)」、リストバンド型活動量計「ムーヴバンド2」利用者を対象に「中途覚醒」について調査・分析を行った。

image01一般的に睡眠障害は「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」の4つに分類される。

中でも「中途覚醒」は夜中に目が覚めてしまうことを指す。中途覚醒をしてしまう人はどのような仕事をしているのか、調査したところ、1位は経営者・役員、2位は専業主婦(主夫)、3位は自営業という結果になった。

「中途覚醒」の原因がコルチゾールというストレスホルモンにあり、医学博士で東京睡眠医学センター長の遠藤拓郎氏によると、睡眠外来を受診する人の中にもストレスを抱えがちな経営者や役員が多いのだそうだ。

コルチゾールには覚醒作用があり、夜中は低く、早朝に分泌のピークをむかえ、起床を促すが、普段からストレスを多く感じている人は、睡眠後早い時間からコルチゾールが分泌されてしまうため、早朝の前に目覚めてしまい、これが中途覚醒につながるのだという。

次に、睡眠姿勢ごとに中途覚醒していた時間を調べたところ、うつぶせの人が47.4分で最も中途覚醒をしていることがわかった。

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同氏によると、うつぶせで寝ている人は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があり、症状の改善につながるが、中途覚醒が多いこともわかっている。

最後に、人は恋人との交際開始後では中途覚醒が2倍以上になることがわかった。

彼氏や彼女ができて安心して眠ることができるかと思いきや、ドキドキして眠れない(?)という意外な結果になった。

よりよい睡眠のためには、規則的な睡眠習慣を身につけることと、睡眠に大切なホルモンが集中して出るといわれている0時から6時に寝ることが効果的なのだそうだ。

参考リンク
ドコモ・ヘルスケア株式会社

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