株式会社資生堂（東京都中央区）は、同社のWEB動画「High School Girl? メーク女子高生のヒミツ」が、 5月11日にアメリカ・ニューヨークで開催された広告賞「THE ONE SHOW」において、 ブランデッド・エンターテインメント部門でゴールドを受賞したと発表した。

賞の主催団体「THE ONE CLUB」のケビン・スワニポール氏は「素晴らしい作品で、 観客にもっと見たいと思わせる、 人を引きこむ力のあるムービー。 メッセージを明確に伝えているのも素晴らしい。 」とコメントした。

「THE ONE SHOW」は、 1975年に設立された非営利団体「THE ONE CLUB」が毎年ニューヨークで開催する広告賞で、 カンヌライオンズ、 クリオ賞と並ぶ世界三大広告賞のひとつと言われている。

また同動画は、 今年4月に発表された同じくニューヨークを拠点とする広告賞「The Andy Awards 2016」のアート・ディレクション部門でも金賞を受賞している。「The Andy Awards」は1964年に「New York Advertising Club」が設立した歴史ある国際広告賞。

資生堂は同動画を「メークの楽しさ」を若い人たちに伝えることを目的に制作し、 2015年10月16日にYouTubeのみで公開した。

動画は柳沢 翔監督と大橋 仁カメラマンの制作における細部にまで及ぶこだわり、 同社のヘア＆メーキャップアーティストたちによるメークの力、 そして長時間に及ぶ撮影を乗り切った現役高校生の出演者たちが大きな話題をよび、 公開以来930万回を超える再生回数となっている。