資生堂、「ドルチェ&ガッバーナ」化粧品のライセンス契約を締結

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2016.07.4

編集部

資生堂グループは6月30日、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)地域本社においてフレグランス事業を担うボーテプレステージインターナショナル、以下BPI社(フランス・パリ)、を通じ、イタリアのラグジュアリーファッションブランドを展開するDOLCE&GABBANA S.R.L.、以下D&G社(イタリア・ミラノ)とフレグランス、メーキャップ、スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルライセンス契約を締結した。

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資生堂グループは中長期戦略 VISION 2020に基づき、2015年から2017年の3カ年において事業基盤の再構築を推進しており、今回のライセンス契約により、グローバルプレステージ領域におけるブランドポートフォリオを強化し、グローバルでの成長をさらに加速させる。

現在、DOLCE&GABBANAブランドのビューティー商品はフレグランスが主力となっているが、今後資生堂グループの高い技術力、商品開発力を活用し、フレグランスに加えてメーキャップやスキンケアを含めた商品ラインを強化していく。

また、資生堂グループの世界的な販売ネットワークを活用し、アジア・中国などでも販売を強化し、グローバルに売上拡大を図る。

同契約の締結は、プレステージ領域を強化するという資生堂グループ本社の戦略に従い、EMEA地域本社により進められた。D&G社とのライセンス契約締結により、資生堂グループ EMEA地域本社の組織力を活かし、多くのシナジー効果を生み出すとともに、個性あふれ、新たな価値を持つ商品を開発し、広く世界に届けることで、売上の成長を加速させていく。

DOLCE&GABBANAブランドは1985年にDomenico Dolce(ドメニコ ドルチェ)とStepfano Gabbana(ステファノ ガッバーナ)の二人によってミラノでスタートし、ラグジュアリーファッション市場で国際的に高いプレゼンスを獲得。文化的ルーツと際立った個性により、ファッションおよびビューティー業界において強い影響力を持つブランドの一つで、フレグランスおよび化粧品の売上は、約4億ユーロ(2015年)。

BPI社は同ライセンス契約に基づく事業活動を2016年10月1日に開始する。

参考リンク
資生堂グループ
DOLCE&GABBANA BEAUTY

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