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アメリカで美容整形を受ける男性が急増

アメリカ形成外科学会(ASPS:American Society of Plastic Surgeons)は、12日、美容整形をうける男性が2000年以降急増しているという調査結果を発表した。2018年には少なくとも130万人のアメリカ人男性が美容施術のサービスを受けており、2000年のデータと比較して29%の増加していることを明らかにした。

同学会の調査によると、女性を対象にした美容プログラム「Mommy Makeover」と同様に、男性に提供するプログラムとして「Daddy-Do-Over」の人気が上昇しているという。「Daddy-Do-Over」は外科的および非外科的なボディ調整と顔の美容施術で通常一回の手術で行われるので、6月の「父の日」に男性がもらいたいギフトとして一般化してきている傾向にあると分析。

2018年のデータとして、20万人以上のアメリカ人男性が外科的手術を受診しており、内訳では鼻形成術は52,000人以上と最も人気があった。まぶたの手術が2位で、脂肪吸引術と続いた。 乳房縮小術は、2000年以降22%も増加して4位となり、毛髪移植は前年比17%増で5位にランクインした。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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