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市販の口紅からカドミウム-カリフォルニア大学調査

カリフォルニア大学バークレー校の研究者らの調査で、市販の口紅、リップグロスから有害金属が検出されたと、2日の公衆衛生学の学会誌「Environmental Health Perspectives」で発表された。

研究者らはドラッグストアやデパートなどで無作為に32種の口紅とリップグロスを購入。検査の結果、鉛、カドミウム、クロム、アルミニウムなどが検出され、そのうちいくつかは健康への懸念のあるレベルだった。

研究者のS. Katharine Hammond氏は「有害金属の発見事態は問題ではない。むしろ、長期にわたる使用による体内への蓄積が問題だ」と述べた。塗りなおしも含めた1日の口紅 (グロス) の平均使用量は24ミリグラム。一部の製品では、この消費量は発がん物質への過度の曝露につながるという。著者らはまた「欧州連合(EU)は、カドミウムとクロムは化粧品成分として認められていないことに、米国でも関心を持つべき」と警告している。

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