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経済的ストレスが見た目年齢を加速する

経済的ストレスがある人はより老けて見えるという研究論文が7月14日、「Research on Aging」オンライン版に掲載された。

実年齢に加えて、見た目年齢は、老化プロセスの理解を深めることに役立つ。ベルギーのルーヴァン・カトリック大学、アメリカのアンティオーク大学およびブランダイス大学の心理科学研究者らは、経済的ストレスが主観的年齢に寄与するかどうかを調査した。研究は、アメリカのボストン周辺に住む26~75歳、228人の男女を対象とした。研究の最初に顔写真を撮影し、10年後にも同様に顔写真を撮影した。 そしてどのくらい老けたのかの自己判定、さらに写真を19人のオブザーバーに見てもらい、10年でどのくらい老けたのかを評価してもらった。

その結果、経済的なストレスを感じていた人が「10年間で最も大きく老けた」と判定された。一般的なストレスや健康、容姿などの影響に比べて、経済的なストレスが最も強く老化(見た目年齢)に影響していた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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