世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

美容・パーソナルケアの国際オンラインマーケットの2020年成長予測

グローバルマーケットリサーチ会社Research and Markets(アイルランド、ダブリン市)は、美容・パーソナルケアのグローバルオンライン市場は2016年〜2020年の間、16.70%のCAGR(年平均成長率)で成長するとの予測を9月6日、発表した。

同社がリリースした「Global Online Beauty and Personal Care Market 2016-2020」の有料レポートの中でオンライン市場の拡大はMコマースの成長とネットワークマーケティングに牽引されると分析している。インターネットやスマートフォンの普及率の急増に言及、特に米国でのインターネット普及率は87.4%と目覚ましい。 米国のユーザーは、1週間のうち90時間以上をインターネットで費やしており、世界平均よりほぼ5倍近く利用していることになる。

最近の美容業界のトレンドとして、ダーマコスメティック(皮膚化粧品)の製品開発の強化と需要の拡大をあげている。ダーマコスメティックのグローバル市場は過去15年間に2.2%から4.4%と緩やかであるが右上がりの成長を記録した。フランス、イタリア、ドイツ、スペインなど西ヨーロッパが同市場のほぼ60%を占有しており、フランスがダーマコスメティック分野の開発と収益性でリードしているという。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP