概要
アミノ酸が2個以上つながった構造を持ち、アミノ酸とたんぱく質の中間の性質を持つ成分のこと。アミノ酸と同じように人体機能を活性化させる作用があり、たんぱく質と同じように皮膚や髪の毛、筋肉、内臓など人体組織の材料となる。しかもアミノ酸より血液中をめぐる時間が長いため、その活性作用が持続し、たんぱく質より大きさが小さいため、より効率よく体内に吸収されるというメリットがある。生命を維持するため、変形を繰り返しながら身体の至るところでてきぱきと能率的に働いてくれる、人間の体内に欠かせない成分である。
美容へのアプローチ
生体のバランスを保つ働きがあり、人間の身体になくてはならない成分である活性ペプチドは、筋肉や骨づくりをサポートしたり、血圧バランスを調整したり、免疫力向上に一役買ったり、ミネラル吸収や脱毛防止に寄与したりと体内で活躍。活性酸素を除去する働きも期待されており、アンチエイジングケアの分野で注目されている。骨格や筋肉バランスの整ったはつらつと した身体と、皮脂バランスの整った若々しく透き通った肌へと導いてくれる。このようなペプチドの働きを生かしたトクホ(特定保健用食品)も開発されており、生活習慣病の予防にも役立つ。