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米ベネフィット化粧品、眉の形で感情を解読するキャンペーン開始

米ベネフィット化粧品は、「顔認識における眉の役割」を知ってもらうためのキャンペーン“Benefit Brow Translator”を開始すると、このほど発表した。カナダのレスブリッジ大学の神経科学部Javid Sadr教授と提携して、顧客の個性豊かな眉の表現をソーシャルメディア上で分析していく。

同社のマイクロサイト(www.benefitbrowtranslator.com)は1月16日から21ヶ国語で公開された。世界中の人々は、自撮りの顔写真をアップロードしたりして、彼らの眉が本当に表現しているものを見ることができる。利用者はハッシュタグ#benefitbrowsをして、結果をダウンロードしてソーシャルメディア上で共有することも可能。

Sadr博士が率いる研究チームは表情分析のシステムを広範囲に調査した。顔を上、中、下の3区間に分けて、それぞれに幸福感、悲しみ、怒り、恐怖、嫌悪感、驚きの6つの感情の認識度を研究した。この結果、眉毛を含む顔の上部のコンパートメントが感情を表現する上で重要な役割を果たすことが分かったという。

サンフランシスコ発祥のベネフィット化粧品は化粧品販売と合わせてブティック内で「Brow Bars(ブロー・バー)」 を運営している。現在、41カ国で2100以上のブロー・バーを展開。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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