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記憶にある自我の年齢は実際より10歳若い!?

アメリカ西海岸で非外科的美容施術を提供するSkin by Lovely(ロサンゼルス)は、女性の記憶にある年齢「メモリーエイジ」について調査した結果を5月10日、発表した。

30歳〜70歳のアメリカ人女性350人に「目を閉じて、自分を想像したときの年齢は?」と尋ねると、平均して実年齢より10歳ほど若いイメージを持っていることが判明した。同社では、年齢を重ねると女性の大半は若返りの願望を持っているようだが、“フォーエバー21”のように20代前半を目指している訳ではないと分析している。

今回の調査の結果、30代、40代、50代、60代の女性の7割以上が、それぞれの実年齢より1〜10歳、若いメモリーエイジを持っていた。また、自分の想像年齢に4割の女性が驚きを表明した。

ヒアルロン酸注射、ボトックス注射などの非外科的美容施術の経験の有無についての調査では、15%があると回答した。高齢の年齢層での経験は少ないようで、50歳〜70歳の女性の6%のみ経験があった。一方、30歳〜44歳の女性の30%は経験があると回答し、ジェネレーションX世代での非外科的美容の需要の高さが示唆された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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