仏「プロヴァンス」と「ブルターニュ」を香りで表現
2017.09.27
編集部
ブルーベル・ジャパン株式会社(東京都港区)は、フランスを代表するフレグランスメゾン「ラルチザン パフューム」から新たに誕生する新コレクション「レ ペイザージュ」(Les Paysages=風景)より、「プロヴァンス」と「ブルターニュ」地方をイメージしたフレグランスを9月27日発売した。
「レ ペイザージュ」コレクションは、魅力あふれるフランスの地域に着想を得て誕生した。
「ビュコリック ド プロヴァンス」(プロヴァンスの田園詩)は、広大なラベンダー畑とレザーの製造で古くから知られるプロヴァンス地方のグラースにオマージュを捧げたフレグランスだ。
調香師ファブリス・ペルグランは、ラベンダーとレザーというこの地を特徴づける2つの香りに、イリスとスパイスを組み合わせ、柔らかく多面的な香りを創り上げた。豊かに広がるラヴァンディンとプロヴァンス産ラベンダーエッセンスを、刺激的なジュニパーベリーが引き立て、レザーアコードとアイリスアブソリュート、スパイスが深みを与える。
「アン エール ド ブルターニュ」(ブルターニュの風)は、ブルターニュ地方の力強い海岸や手つかずの自然、四季折々で表情を変える風景の多彩な魅力からインスピレーションを受けた香り。
調香師ジュリエット・カラグーゾグーは、この地を吹き抜けるヨード香を含んだ活力あふれる香りをボトルに閉じ込めた。
野生味あふれる海岸に打ち付ける波しぶきを表現するために取り入れたのは、潮気を含んだ湿気を彷彿させるシースプレー。そこに太陽や月の光をイメージさせるネロリオイルが明るい輝きを加え、ラストはアンバーグリスアコードが、センシュアルな香りを生み出し、太陽に温められる肌を思わせる。
- 参考リンク
- ラルチザン パフューム