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50代は7割以上が更年期症状感じる 更年期の実態調査

薬剤師・登録販売者による電話カウンセリング付きで漢方薬やサプリメントを通信販売している株式会社日本ヘルスケアアドバイザーズ(東京都港区)は、30代後半から50代前半の女性を対象に、更年期障害に関する調査をインターネットで実施した。

その結果、36~55歳の女性1358名を対象に更年期障害のような症状を持っているか聞いたところ、「はい」と回答したのは52.3%と、実に半数以上の女性が更年期症状を抱えていると判明。特に50代女性については72.2%が更年期の症状を抱えているとわかった。

更年期の症状を抱える女性の中で日常生活に支障があると回答したのは77.3%。また、10人に1人が「非常にある」と答えており、深刻な問題であることがうかがえる。更年期障害の症状がひどくなると感じる時期を聞いたところ、48%が「通年」、34.5%が「季節の変わり目」に症状がひどくなると回答した。

更年期症状について聞いたところ、「疲れやすい(68.9%)」「肩こり、腰痛、手足の痛みがある(62.7%)」「寝つきが悪い、眠りが浅い(50.8%)」が上位3位を占めた。その中で、51~55歳は他年代と比べ、「汗をかきやすい」「顔がほてる(ホットフラッシュ)」と回答した女性が多く、疲れ、肩こり、腰痛他とともに肉体的に悩んでいる様子がうかがえる。

36~40歳は他年代と比べ「怒りやすく、すぐイライラする」「くよくよしたり、憂うつになる」と精神的な症状を訴える傾向があった。

一方、更年期症状の相談相手についての質問では、実に半数が誰にも相談していない事実が判明。更年期症状に苦しみながらも人に言えず我慢している人が多い。

また、更年期障害の対処方法を聞いたところ、「なにもしない」人が50%だった。対処法としては、「サプリメント(22.8%)」・「運動(19.8%)」・「漢方薬(17.3%)」と続き、「病院」と回答した女性は1割に満たないことがわかった。

更年期障害の対処方法でサプリメント/漢方薬と回答した人を対象に改善について聞いたところ、漢方薬については59.4%の方が「改善した」と回答。さらに、漢方薬には種類があり、症状により飲み分ける必要があると知っている方は半数以上で、漢方薬への注目度が高まってきたことがうかがえる。

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