株式会社ファンケル（神奈川県横浜市）は16日、100％子会社の株式会社ファンケル発芽玄米（長野県東御市）を吸収合併するなどとしたグループ再編計画を発表した。発芽米事業の製造と販売のそれぞれの機能を集約させ、効率的に組織運営をするのが狙い。

ファンケル発芽玄米を吸収分割会社、株式会社ファンケル美健（千葉県流山市）を吸収分割承継会社とする吸収分割を3月31日に行う。具体的には、発芽米事業の製造機能をファンケル美健が承継し、ファンケル発芽玄米はファンケルに吸収合併される。ファンケル発芽玄米は解散する。

ファンケルが承継する部門の2017年3月期売上高は8億1700万円。

今回の組織再編は、いずれもファンケル及びその完全子会社を当事者とするものであるため、ファンケルの連結業績に与える影響は軽微としている。