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ファンケル、2018年3月期3Qの当期純利益は21.0%増

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)は30日、2018年3月期第3四半期の売上高が前年同期比13.8%増の815億9200万円、当期純利益が同21.0%増の48億3900万円となったと発表した。主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業で増収を達成した。

セグメント別の業績を見ると、化粧品関連事業の売上高は前年同期比17.0%増の493億8700万円。この売上の内訳を見ると、ファンケル化粧品については、『マイルドクレンジングオイル』のリニューアルや基礎スキンケアのお客数の増加、マチュア世代向け化粧品『ビューティブーケ』の寄与などにより、同14.1%増の379億3100万円となった。

アテニア化粧は、『アテニアミッドナイトモイスチャライザー』、『リフトジェネシス』などの新製品効果に加え、ウェブを活用したコミュニケーション戦略によりお客数が大幅に増加して、前年同期比25.7%増の84億8300万円。boscia(ボウシャ)は、主力の『ブラックマスク』が好調に推移したことなどにより同46.1%増の23億2000万円などとなった。

一方、化粧品の販売チャネル別の売上高実績(9カ月)を見ると、通信販売が前年同期比10.6%増の208億2700万円、店舗販売が同18.3%増の175億7900万円、卸販売他が同33.9%増の51億6900万円、海外が同24.2%増の58億1100万円となった。

2018年3月期通期の売上高は、ファンケル化粧品やアテニア化粧品が好調なことに加え、インバウド需要が想定を上回って推移していることから、前回予想の1050億円から1075億円に、当期純利益は同40億円から54億円にそれぞれ上方修正した。

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