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美肌を強調! Panasonic LED「美光色(びこうしょく)」の威力

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5月13日から15日までの3日間開催された「ビューティワールド ジャパン」に初出展し、サロン関係者から「施術効果を最大限に感じさせる照明」と、目を引いていたのが、パナソニック株式会社のLED照明「美光色(びこうしょく)」だ。
“日本人の肌の色を美しく見せる”ことを追求して開発された美光色は、LEDの光のスペクトルを調整、同社が独自に調査し明らかにした「日本人女性がイメージするきれいな肌の色」に近づけるように光をコントロールしているのが特徴だ。また太陽光のもとで見える色と近いレベルで色を表現するため、物の色も自然に映るという。

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通常のLED照明(左)と美光色(右)を比較。美光色の方がいきいきとした表情に映ることがわかる。

2012年4月に発売されて以来、すでにエステティックサロンや美容室、商業施設などの集客施設に多く導入されている。美光色を導入したエステティックサロンでは、施術後に顧客が鏡を見ると、くすみが目立たなく、血色の良い肌を実感できるという。施術の効果を充分に理解、納得してもらえたという声もある。さらにスタッフの肌の色も美しく見せるため、サロン全体の印象もアップする。また、肌の状態や施術用品の色味なども正確に把握できるため、スタッフにとっても作業がしやすい環境を作ることができるそうだ。
化粧品売場や美容室にも取り入れられている美光色は、ファンデーションやメイクアップ化粧品の微妙な色合いも表現できるため、「化粧品選びやメイクアップを楽しんでもらえている」と好評だ。メイク直し用のパウダールームなどに導入すると効果的といえる。
同社エコソリューションズ社 マーケティング本部 戦略企画室 宣伝グループ 都市環境チーム 梶谷美穂子氏は、「美光色はお客様、スタッフともに、気分を高揚させる効果があるという感想をいただいている。エステティックサロンや美容サロンにとっては、お客様に“また訪れたくなる、とっておきの場所”と思わせる空間を作れるのではないだろうか」と語る。
一方で初期投資は従来の光源(蛍光灯や白熱灯など)よりも若干高いが、電気代は蛍光灯に比べ約30%、白熱灯に比べ約70%とランニングコストを抑えることができるという。店の規模によっても異なるため、導入を検討する際は、同製品取扱店などの説明を受けながら、ジャッジをしていく必要がありそうだ。

エステティックサロン、美容サロンにとっては、一回の施術できちんと効果が出ることを顧客に感じてもらい、リピートへとつなげていくことが大事だ。今後は他店との差別化のためにも、戦略的に照明を選んでいくことが求められそうだ。

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