一般社団法人 日本化粧品検定協会（東京都中央区）は2月7日より、企業とコスメコンシェルジュをマッチングするPRサービス「コスメコンシェルジュエージェンシー（CCA）」のサービス提供を開始した。
昨今のPR戦略のトレンドは、SNS上でのフォロワーが多い「インフルエンサー」「インスタグラマー」と呼ばれる人を活用した商品PRが主流となっている。
しかし多くの人にPRができる一方で、その投稿やフォロワーの質に対する疑問も上がっており、企業は活用方法を再考する時期になってきている。コスメのことが大好きで、コスメのことを中身から理解している人が伝えることが、企業にとってもユーザーにとっても重要になってきている。
コスメコンシェルジュとは、化粧品の成分・皮膚科学・メイク方法から法律・香り・サプリメントなど、化粧品や美容に関わる幅広い知識を取得している化粧品のプロフェッショナル。インターネット上には様々な情報が氾濫しているが、それらの情報の中から化粧品の正しい知識をもとに信頼性のある情報をきちんと発信できるのも、コスメコンシェルジュの大きな魅力の1つだ。
日本化粧品検定協会は、「より正確に自社商品のPRをおこなってほしい企業」と「自身の知識を活用して活躍したいコスメコンシェルジュ」をマッチングさせる、全く新しいPRサービス「コスメコンシェルジュエージェンシー（CCA）」を立ち上げた。
プロ並みの専門知識を所有しながらも、プロの美容家に依頼するよりもリーズナブル。幅広いエリア・年代のメンバーで構成されているのも強みだ。
TV出演や広告出演などのキャスティング事業と、SNS上でのPRを中心としたソーシャルマーケティング事業が主な事業内容となる。
今後はPR施策のマッチング・実施、これからPRに取り組んでみたいコスメコンシェルジュに向けたSNSの使い方講座、ライティング講座などの教育事業も拡大していき、メンバーのレベルアップを定期的に図っていく予定だ。
