米化粧品大手のコティは、2018年上半期（2017年6月1日〜12月31日）の決算をこのほど、発表した。売上高は前年同期比44％増の48億7590万ドルで、当期純利益が8950万ドルと、前年同期の4680万ドルから大幅に増加したと報告。

昨年に買収した化粧品ブランド「Younique」と、バーバリーのビューティー事業の売上が順調で、上半期の収益増加に大きく貢献した。同社最高経営責任者（CEO)の Camillo Pane氏は、〝 決算報告にあるように2018年度は安定した成長を持続しており、 これらの業績に満足している〟とした上で、「（2016年に買収した）P＆Gビューティー事業の統合を継続しながら、多くのブランドを再出発させシナジーを創り出したい」などとプレスリリースの中で述べている。