丸善製薬、紫外線に起因する外因性シワ抑制などの特許を取得
2018.04.6
編集部
丸善製薬株式会社(広島県尾道市)はこのほど、パイナップル果実由来グルコシルセラミドの紫外線曝露に起因する外因性のシワ抑制、表皮水分量低下抑制作用に関する特許を取得したと発表した。
取得したのは「シワ改善剤、表皮水分量低下抑制剤、及び表皮肥厚抑制剤、並びに飲食品及び皮膚化粧料」。
シワの形成は、遺伝的要素の影響を受ける細胞の寿命などが原因となって生じる内因性の老化、および紫外線や大気中の化学物質などの生活環境が原因となって生じる外因性の老化により引き起こされることが知られている。
これらの中でも、紫外線曝露による外因性の老化が、シワの形成に最も大きな影響を与えるとされている。また、シワの形成は、皮膚の紫外線曝露によって生じる表皮水分量の低下や表皮肥厚などが原因となって引き起こされることがあることも知られている。
このような肌トラブル改善に関する特許として、パイナップル果実由来グルコシルセラミドが持つ紫外線曝露に起因する外因性のシワ抑制、表皮水分量低下抑制作用が登録となった。この特許により、紫外線曝露による肌トラブル改善に役立つ商品開発の支援を進めていく予定としている。
- 参考リンク
- 丸善製薬株式会社