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米国での骨の健康状態とカルシウム摂取の関係についての認識調査

5月の全米骨粗鬆症認識月間を記念して、全米酪農協会(The Dairy Alliance)は、乳製品の摂取と健康の関係について米南東部の1000人のアメリカ人成人を対象にアンケート調査を実施し、その結果を4月24日、発表した。

アンケート調査では、幼少期のカルシウム摂取量と成人後の骨の健康状態が直接関係する可能性があることを半数以上(52%)が知らないことが明らかになった。また、親の84%が子供のカルシウムの必要量を知らないという結果だった。同協会では、スポーツ栄養士や栄養士と提携して、「Bone-Gevity:Bones Built to Last」キャンペーンを5月1日から開始し、専門家のインタビュー、健康レシピなどを1ヶ月間、提供する予定。そのほかのアンケート調査の結果は次の通り。

乳製品の摂取と健康の関係についての認識調査

▪親の33%は牛乳を飲むことが心血管疾患のリスクの低下と関連していることを知っている

▪親の53%は、非乳製品のミルクと牛乳が同じ栄養素だと考えている

▪親の3分の1がコップ一杯の牛乳の栄養価を知らない

▪親の55%は、卵が乳製品だと信じている

▪米東南部地域では価格が購入決定にとって最も影響力のある要素

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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