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あらた、インバウンド需要背景に化粧品卸が好調

化粧品や日用品などの卸売業を手掛ける株式会社あらた(東京都江東区)は24日、都内で2018年3月期決算説明会を開催し、通期の売上高が前期比4.0%増の7329億1400万円、当純利益が同30.8%増の63億6100万円と過去最高の増収増益を達成したと発表した。全体売上の約30%を占めるHealth & Beauty部門において、「化粧品がインバウンド需要により依然として好調」(代表取締役 社長執行役員の須崎裕明氏)だった。

業態別の売上高を見ると、ドラッグストア向けが全体の48%と圧倒的に構成比が高く、前期比5.6%増の3499憶4000万円。カテゴリー別の売上高を見ると、Health & Beauty部門が同6.2%増の2252憶8300万円となり、売上増に「大きく貢献した」(須崎氏)。

売上高に対するインバウンドの影響については、化粧品において大きな上振れ要因となっているものの、全社的には「2桁伸びまでは至っていない」(須崎氏)という。

一方、経常利益は前期比20.4%増の94憶3900万円。この要因をカテゴリー別に見ると、Health & Beauty部門においては高単価ヘアケアと高付加価値オーラルケアが前期に比べて2.8%増加したことが挙げられる。

2019年3月期通期の売上高は前期比3.7%増の7600億円、当期純利益は同2.2%増の65億円を見込む。

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