一丸ファルコス、食べられる和素材の保湿用化粧品原料を開発

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2018.05.25

編集部

化粧品原料・健康食品原料の製造販売を手掛ける一丸ファルコス株式会社(岐阜県本巣市)は、伝統的な食べられる和素材の組合せで肌・髪・処方に体感性を与える保湿用化粧品原料『和美乃盆盆(ワミノボンボン)』(表示名称:トウミツ、酒粕エキス)を5月より発売開始した。

『和美乃盆盆』は、中野BC株式会社(和歌山県海南市)の純米銘酒「紀伊国屋文左衛門」の酒粕と、ばいこう堂株式会社(香川県東かがわ市)の「さぬき和三宝糖」の糖蜜(トウミツ)のみを組み合わせた純日本産のエキス。和素材の酒粕と糖蜜を掛け合わせたエキスが、製剤の質感を大きく変化させ、肌や髪にしっとりとした潤いを与える。食品素材だけで作り上げているので、防腐剤フリーの天然化粧品原料となっており、サスティナビリティやトレーサビリティにも配慮されている。

同社によると、20代〜50代の男女6名のモニターの前腕屈側部に、1%和美乃盆盆溶液とコントロール(精製水)を1週間塗布、試験前後でMoistureMap MM100(Courage+Khazaka electronic社)を使って、試験部位の肌水分量を解析したところ、『和美乃盆盆』には肌水分量の向上作用が確認できた。

このほか、『和美乃盆盆』には、保湿作用(キメ密度向上)や使用感向上作用、洗浄剤の泡質改善作用が認められており、乾燥がちでキメの乱れやハリが失われたゆらぎ肌、初期老化肌向けの基礎化粧料や、キメが細かく粘りのある泡で洗い上がりもしっとりさせたい洗顔料・ボディ洗浄料などへの配合が推奨されるとしている。

参考リンク
一丸ファルコス株式会社

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