「未病」を防ぐ一般社団法人先制医療推進機構を設立

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2018.06.8

編集部

先制医療で「未病」を防ぐ、「未然」に防ぐをスローガンに掲げた一般社団法人 先制医療推進機構(理事・久米慶氏)が設立された。先制医療を普及させることで、「未病」の段階の人の発病を未然に防ぐ、または重篤化するのを防ぐことを目的としている。

先進国の中でも検診受診率が低く、実際のがん死亡率も年々増加しており、2人に1人が生涯でがんになるといわれている時代。先制医療を普及させることで、高齢化に伴い高騰する医療費・介護費の抑制に挑み、治療成績の向上や健康寿命の延長を目指していく。

生前、早期発見の大切さを提唱していた、俳優の今井雅之氏を親善大使として招聘。より多くの人に検診の必要性や早期発見の大切さを知ってもらう活動を行っていく。

同機構では、個人の遺伝子、mRNA、タンパク質、代謝産物、画像などのバイオマーカーを用い、将来起こりやすい病気を疾病の発症前に診断し、予想し、介入するという先制医療の研究、開発、教育及び普及を全面的に支援。

また、こうした研究、開発及び普及を行ってる医師、医療機関、研究団体、医薬品会社そして一般企業とそれらを全面的に支援しようとする個人及び法人を結び合わせることにより、迅速に質の高い、独創的な研究及び開発の推進を行うことを国内外に貢献。これにより、高齢化に伴い急増する医療費や看護費の抑制、健康寿命の延長を目指すとしている。

参考リンク
一般社団法人 先制医療推進機構

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