米国男性は香水を女性の趣向に合わせて選ぶ?米NPDリサーチ調査
2013.07.18
編集部
米国で2012年5月から2013年4月までの男性用プレステージ香水部門の売上は9億530万ドルで、同前年度の売上より6%増━。米リサーチ会社NPD(本社: ニューヨーク州)はこのようなデータを発表した。さらに、18歳から64歳のアメリカ人男性を対象に調査した結果、6割以上の男性は、香水をつけた経験があると答えたという。香水のつける頻度の詳細な結果は以下のようになる。
毎日つける 23%
殆ど毎日つける 13%
時々つける 11%
偶につける 16%
つけたことがない 37%
香水をつけることが日常化している男性の72%は17歳か、若しくはさらに若い頃から香水を使用し始めたと答えている。また、男性が香水を選ぶ理由を調査したら、「ガールフレンドや大切な人が好む香りを中心に選んでいる」という興味深い声が拾えたという。
購買傾向としては、男性はフレグランスを決めれば、そのブランドに定着する傾向が顕著に見えた。女性とは差異があり、TPOに合わせて香水をつけ分ける傾向は少ないようで、「一つの香水を愛用する」ロイヤルカスタマーであることが浮き彫りになった。売れ筋としては、6.7オンス( 1オンス=29.573ml)、さらに容量の大きいボトルに人気が集まるようだ。ヴァレインタイン、父の日、クリスマス商戦など、贈答シーズンの男性用ギフトアイテムとして、スペシャルパッケージがさらに店頭に増えそうだ。